1. レ・ミゼラブル
感動したいときに観る映画は?と聞かれると必ず一番に持ってくるのがこれ。
ミュージカル映画が苦手な方でもまだ観やすいのではないでしょうか。私自身、最初にこの映画を観たころはミュージカルに全く興味がなくて、「なんで話の途中で歌ったり踊ったりし出すんだ?」と思っていましたが、この映画は歌うシーンへの切り替えが自然。あまり違和感を感じません。上映中は3回映画館に観にいきました。そこまですることは滅多にないのですが、それほど心に残る1本でした。
内容としてはフランス革命期の話で、ビクトル・ユゴーの小説、『レ・ミゼラブル』を映像化したもの。貧しさゆえにパンを盗んだ罪で19年間の投獄の憂き目に遭う、ジャン・バルジャン。ですが、ある司祭の慈悲で命を助けられ、生まれ変わると神に誓います。彼がその後どう生きていくかを主軸として物語は描かれていきます。後半からは、彼が助けた娼婦の娘、コゼットも共にフランス革命の渦に巻き込まれていきます。
人は何を軸にして生きていくのか、という価値観を問い直されている気がする作品。なので、もやっとしているときに観ると、前半の間はツラい気持ちに引っ張られるのでオススメしないかも。最後まで観るととても感動しますよ。勇気をもらえる作品です。
この作品を期にミュージカルをちょくちょく観るようになったのですが、ミュージカルはチケットも高額ですし結構ハードルが高いかと思うので、私のお気に入りのミュージカル映画のリンクを貼っておきますね。観終わった後は幸せな気持ちになる作品をピックアップしました。