1. SEX AND THE CITY
海外ドラマの中でも、特にお気に入りなのは「SEX AND THE CITY (SATC)」です。
ご存知かと思いますが、ニューヨークを舞台に、アラサー女性4人のライフスタイルを描いたお話です。実際に放送していたのは1998年から2004年までで、シーズン6まである長編ドラマ。内容のリアルさも相まって、めちゃくちゃ人気だったみたいです。ちゃんと観たのは社会人になってから。26歳くらいのころ、私もアラサーという年齢になったなぁ、なにか始めようかな、と思って、家でワインを飲みながら海外ドラマを観る、というオシャレなOLみたいなことをしてみようかと思ったわけです。で、まず有名どころからいこうかなと思い「SEX AND THE CITY」をシーズン1から観直したのですが、予想以上に分かりみが深く、暇な時間をみつけて全シーズン観たおしました。話が進むにつれて最初は32歳だった主人公たちも年齢を重ねていくので、是非アラサー女子たちに観て欲しい話ですね。視聴者のターゲット世代は結構広いのではないでしょうか。アラサー以上の女性、という感じ?主人公たちの悩みや心情がすごくリアルに感じられるので、非常に共感度が高いと思います。
私は主人公の4人の中ではキャリーが一番好きなんですが、ストーリーとして好きなのは、シーズン5-6でフォーカスされるシャーロットの話です。旦那さんの懐の深さにグッときました。シャーロットは夢見がちなお嬢様タイプで、結婚願望が強く、子供が欲しいと思っています。最初の旦那さんとは不妊についての意見の食い違いで離婚してしまうのですが、その離婚調停のために弁護士として雇ったハリーと再婚します。ハリーは寛容かつ協力的で、シャーロットに寄り添うことも忘れません。この旦那さんがいてこそ、シャーロットもたくさんの選択肢を持てたのではないでしょうか。最初は、結婚のためにユダヤ教に改宗までするのは、ちょっと無理かな、と思ったりもしましたが、まず自分が誠意を示すからこそ得られる愛というのがあるのかもしれませんね。夫婦間のリスペクトであったり、友人への寄り添い方であったり、自分の選択を正解にしていく強さであったりと、学びの多い作品です。
何を隠そう、私も不妊で悩んでいた時期が数年間あるのですが、私の場合はそれほど深刻なものではなく、定期的な基礎体温の測定とタイミング療法で妊娠することができました。それでも多少はストレスでしたが、このドラマには勇気をもらいました。また、調べているとやっぱり不妊に悩んでいる方は多くて、実際に体験談をサイトに書いている方などもいらっしゃいます。ひとつ、すごく丁寧に時系列を追ってご自身の経験を書かれているサイトがあったので、もし気になる方がいたらぜひ見てみてください。
➡︎ 「私の妊活事情」